趣味のギター


私には小学生の時に従兄弟からもらった、
1本のクラッシックギターがあります。

特に好きでもなく、習うでもなく、
ただ暇つぶしで「ポロンポロン」と雑音に興じる程度でした。

成人に達し、
会社勤務で転勤するたびにも、どういう訳か持ち運び、
今日まで半世紀以上共にしている。

後日知ったのですが、
「信濃」という、今はなきメーカ−の品だそうである。

クラッシックギターの代名詞と言えば、
有名な曲「禁じられた遊び」別名「ロマンス」がよく知られています。

ご多分に漏れず、
私もいつしかこの「ポロンポロン」の延長で、

多少なりとも弾けるようになっていました。

一曲弾けるようになると、
同じ曲を弾く人が、どんな風に弾くのか、自分と、どこが違うのか、

など々と、しきりに興味を引くようになるものです。

音楽の不思議な力、音の魅力を感じるようになりました。

「音の哀楽をもって、国の盛衰を知る」と、

過去の先哲は言ったそうです。
音によって世相の歴史が綴られて来たのかも知れません。

いつしか、ギター教室へも一時通うようになり、

年に一度の発表会に、
ちょっとオシャレに着こなして、ステージで演奏したものでした。

才能が有れば、来世は「ミュージシャン」になりたい。
そんな理想、夢を抱いては、

自己満足の想像の世界に浸ったものでした。

趣味は人の内面世界を広げて、豊かにしてくれます。

今は、フランシスコ・タルレガ「アルハンブラ宮殿の思い出」、
長渕剛「乾杯」、有名な、「グリーンスリーブス」「エデンの東」、ロシア民謡「ともしび」 など、など、

夜、特に一杯入ると、もうこの自分の世界に入れる、至福の時が、とても好きです。




Copyright © 自由気ままなミツオの日記 All Rights Reserved.